現役高3生は4月から6カ月ぐらいかけて学力を蓄え、10月、11月、12月頃の模試に向けて学力アップしてくることを充分に考えなければならない。つまり入試に失敗した浪人生と入試のための学力の準備ができていない高3生のなかで模擬試験でA判定かついたとしても、入試に対してそれはほとんど参考にならないものなのである。模擬試験は10月、11月、12月頃のものを受けることを勧める。この時期になれば高3生も学力をつけてきており、ある程度入試に対する予測もつく。しかし高3生は12月、1月、2月、大学受験の直前まで急速に学力をアップさせてくるものだ。この点を充分考える必要がある。要するに模擬試験はやはり「模擬」試験なのである。模擬試験には強いが、本番では充分に実力が発揮されない大学受験生も多い。ブルペンピッチャーとならないように、本物の学力を身につけることが大切である。模擬試験を上手に利用し、地道に学力アップのための学習を続けてほしいものだ。