メモ帳ブログ

ダイヤモンドの語源

2011.02.24

ダイヤモンドは、ギリシヤ語で「もっとも硬い物質」もしくは「征服されざるもの」という意味を持つ「アダマス」という言葉が語源だと考えられています。この言葉がダイヤモンドを意味するようになった時期や経緯はよくわかっていません。ダイヤモンドを意味する言葉はほとんどの言語にあり、サンスクリット語では「ヴァジユラ(金剛杵)」といわれ、ヒンズー教のインドラ神が雷を操るときに用いる武器の名前でもあります。「ヴァジュラ」に関する記録は紀元前4世紀までさかのぼることができます。ダイヤモンドは4000年以上前、インドで初めて発見されたと考えられている。13世紀、フランスの法律では、国王のみがダイヤモンドを身につけることを許されていた。1477年にオーストリアのマクシミリアン大公がブルゴーニュのマリーにダイヤの指輪を贈るまで、ダイヤモンドを身につけるのは男性だけだった。ダイヤモンドは、およそ25ヶ国、ヨーロッパと南極を除くすべての大陸で採掘されている。ダイヤモンドの8割は工業利用されており、宝石として利用されるのは2割に過ぎない。世界の主要な産地一ロシア、ボツワナ共和国、コンゴ民主共和国、オーストラリア、南アフリカ、カナダ、アンゴラ、ナミビア、ガーナ、ブラジル、シエラレオネ共和国、中央アフリカ共和国。ダイヤモンドの重さを量る単位は「カラット」で、0.2グラムに相当する。神々が宿る宝石ダイヤモンドはその美しさから多くの人びとによって神々が宿る宝石と考えられてきました。さまざまな宗教において聖像などを装飾するために用いられ、その所有者には幸運が訪れると信じられてきたのです。ヒンズー教のカースト制度は当初、ダイヤモンドの所有についてまで定めていました。王のみがすべての色のダイヤモンドを身につけることができるとされ、ブラフマン(司祭)は白もしくは無色透明、クシャトリア(武士)は茶色もしくは赤色、ヅアイシャ(平民)は黄色、スードラ(奴隷)は灰色もしくは黒色のみが許されていました。カースト以下の「アチュート」とよばれる人びと(「不可触賎民」、現在は「グリッド」とよばれる)は、いかなる種類の宝石も身につけることが許されていませんでした。また、仏教においてもダイヤモンドは精神的美徳の象徴と考えられ、チベット仏教は、ヅアジュラ(金剛杵)としても知られ、『ダイヤモンド・スートラ』はその中心的な経典です。古代ギリシャ人はダイヤモンドを「天の涙」だと信じ、古代ローマ人は「星の欠片」だと信じていました。