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トータルーソリューションを目指す

2011.04.04

従来、印刷業は「設備産業」「ハード産業」と呼ばれてきた。顧客から預かった原稿を、印刷機という設備で、いかに早く、大量に印刷物にするかが最大の使命であった。もちろん、現在でも、これが印刷業の基本であることは当然である。しかし、目まぐるしく変化する時代においては、その流れに対応する新しい力を身につけていくことも必要となってきた。それは、顧客の要望や時代のニーズを総合的にとらえ、印刷物のアイデアを提案できる企画力と営業力である。さらに、印刷物に付加価値を与える創造力や、顧客のニーズを紙面に確実に定着させる技術力も求められる。すなわち、「トータルーソリューションの提供」というスタンスでのビジネスモデルの構築が必要になるのである。最近では、企画から印刷・加工、効果分析に至るまでパッケージで受注する「ワンストップーサービス」を展開する印刷会社もある。そうしたスタンスを打ち出すことによって、「情報ソフト産業」としての印刷業の機能が、さらに増大していくのである。今後、印刷会社は、ハードとソフトの両面をいっそう充実させ、印刷に周辺業務も含めた、あらゆるニーズへの対応が求められるといえよう。

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